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EV(電気自動車)の世界事情と今後の保険事情
4月になり、新しい人生のスタートを切るにふさわしい暖かい季節になりましたね。
近年、EV(電気自動車)が話題を集めていますが、世界のEVの勢力図を見てみましょう。
「CleanTechnica」によると2021年の世界のEV販売台数は650万台でした。(*1) 日本国内の2021年新車販売台数は444万台(*2)で、日本の新車販売台数よりも世界のEV販売台数のほうが多くなっています。
世界のEV販売台数トップはアメリカのテスラで936,172台、同社は4年連続のベストセラータイトルを獲得しています。しかし、世界シェアはやや低下しているようです。
2位 BYD が593,878台、3位 SGMW が456,123台と中国が続き、上位20社中8社の中国勢が占めています。
ドイツからはフォルクスワーゲン(4位 319,735台)、BMW(5位 276,037台)、メルセデス(6位 228,144台)、アウディ(9位 171,371)の4社が、日本からはトヨタが16位 116,029台で、20位以内にランクインしています。 (*1)-2
国内メーカーでは、トヨタが初の量産EV 「bz4X」を22年に発売し、30年までに350万台まで引き上げる計画を発表しています。スズキはインドでEVと車載用電池を生産する計画を発表しました。調査会社は、2022年の世界のEV販売は700万台と予測しており、今後勢力図は大きく変化する可能性があります。
日本において、EVを始めとする電気自動車の保険のサポートは、どのようになっているのでしょうか?
現在は「電気自動車」専用の保険商品といのはまだありませんが、各社「エコカー割引」という形で、電気自動車、ハイブリット自動車などをお持ちの方は自動車保険の割引が適用されます。
ただ、これまでの自動車ではあまり問題にならなかったバッテリーに関わる故障や劣化、トラブルが発生時の原因の特定といった「EVならではの課題」が取り沙汰されており、今後は、そうした課題に対応できる保険商品の開発も進むでしょう。
日本のお家芸である自動車産業ですが、EV分野においても、ぜひ先頭を走って、日本経済を牽引していただきたいものです。
代表取締役社長 横井 巧
(*1)CleanTechnica
(*1)-2 World Plugin Vehicle Sales-Top Brands(January-December2021)
(*2)一般社団法人日本自動車販売協会連合会
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