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トンガ大噴火のニュースをみて
さて、2022年1月16日南太平洋・トンガ沖で大規模な海底火山噴火が起き、約8,000キロ離れた日本にも津波が到達したとのニュースがありました。真冬の未明の緊急速報メールに、東日本大震災の津波災害が頭をよぎるとともに、一転した情報に戸惑った人も多かったのではないでしょうか。その日は、ちょうど阪神大震災から27年目の前日でもありました。
気象庁は当初「被害の心配はない」と発表しましたが、太平洋沿岸各地の潮位上昇を受け、津波警報に切り替えました。津波は国内で最大1.2メートルに達し、北海道から鹿児島県の太平洋沿岸や沖縄県、伊豆・小笠原諸島など、約23万人に避難指示も出されました。専門家からは、噴火で空気が強く振動する「空振」と呼ばれる衝撃波による津波との見方が出ています。
この津波のような「潮位の上昇」について、日本損害保険協会は、地震保険では津波と同様の扱いになり、加入者が居住する建物や家財に被害があった場合は、「保険給付金の対象になる」との見解を示しました。通常の「津波とは異なる」として「潮位変化」と呼び、潮位変化の原因が噴火であれば、保険金支払いの対象になると話しています。
加えて現在は新型コロナオミクロン株の猛威により、1月21日からまん延防止等重点措置が発令中です。
このように今まで予想できなかった災害やリスクが次々と起こる世の中になってきましたが、新しいリスクとともに人生100年時代を安心して過ごすため、ぜひ弊社にご相談いただければと思います。
代表取締役 横井 巧
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