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あおり運転の対策・予防策
令和2年6月30日に「あおり運転」を取り締まる「妨害運転罪」が創設されました。これによって免許の取消、罰金や懲役刑など厳しい罰則が科せられるようになりましたが、残念ながら今でも毎日のようにニュースになっています。
実際に「あおり運転に関するアンケート」(令和元年10月 警察庁調査)でも、3人に1人は「過去1年間にあおり運転の被害経験がある」と答えており、その中で最も多かった被害内容は「後方からの著しい接近」となっています。
あおり運転を受けたときの対策として、(1)あおられたらまず道を譲って相手から安全に離れる。(2)急に割り込まれた場合も速度を落として車間距離を長めにキープする。 (3)しつこく追いかけられた場合は人目の多い駐車場やサービスエリアなど安全な場所に停車して110番通報を。警察が到着するまで絶対に窓やドアは開けずに車内で待機し、身の安全を確保しましょう。そして、相手の車や行動を録画しておきましょう。
どういう状況であれ「あおる方が悪い」のは当然ですが、「あおられないための予防策」も必要です。
まず第一には、ドライブレコーダーの設置です。録画されていること自体があおり運転の抑止にもなります。念のため「ドラレコ録画中」などのステッカーもあれば抑止効果が高まりそうです。
次に、周囲の車や混雑状況に合わせた運転をすることもポイントです。例えば、道路が混んでいるにも関わらず、あまりにも遅い速度で運転していると、あおり運転を招いてしまう可能性があります。適切な速度でスムーズに走行できるスピードを保つことが大切です。
また、周囲の車にも注意を向け、後方から接近してくる速い車がいれば無理にスピードを上げずに道を譲りましょう。周囲の状況を把握することで事故防止にもつながります。当然のことながら、急ブレーキはNGです。車を運転する際は時間と車間に余裕を持って大人な運転を心掛けましょう。
株式会社マルエイソリューション ウィッシュ事業部
徳島支店 森本賢志
WISH NEWS 2022-23冬号掲載記事
資料出典:
警察庁ウェブサイト(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/aori.html)
危険!「あおり運転」はやめましょう[令和2年改正道路交通法リーフレットB]
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/img/aori/R2doukouhoukaisei_leafletB.pdf
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